最近、肩こりがひどく、ついつい首をポキポキと慣らすますが、やればやるほどいい音になるので、気持ち良い感覚になるのですが・・・実は非常に危険だそうです。。。
以下 出典・引用:Healthil
首ポキポキは気持ちいい
長い時間のデスクワークや家事など首が凝ってしまうケースについついしてしまうのが首ポキポキ何だかとても首こりが取れたようで気持ちいいのです。実はそれとても危険な癖だと言うことを知っていましたか?ついついしてしまうと言う方今すぐにでも止めて下さい。
首がポキポキ鳴る理由
首がポキポキ鳴る理由を見ていきましょうそのポキポキにはどんな理由が隠されているのでしょうか?
首の凝る原因
首には常に頭部を支えているので荷重がかかっています。人により異なりますが約5kgある頭を細い首は支えているのです。
そんな中前後左右さらにはねじるなどの動作をしなくてはならない首に非常に負担がかかり続けることになります。その結果肩こりなどの症状が現れるのです。脳と通じている神経も通っていますから骨や関節の異常、内臓疾患、長時間の同じ姿勢の弊害、眼精疲労や精神的緊張なども首の凝る原因になっています。
首のポキポキ音の正体
首には頸椎関節という関節が多数あります。その一つ一つの関節はそれぞれ骨と骨のわずかな間に隙間が出来ています。これを関節液という潤滑油の役割とするもので満たされているので痛み無くいろいろな動きが出来るようになっているのです。
ポキポキ音はその関節液から発生する気泡の弾ける音なのです。と言うのが一般的なのです。この気泡が破裂すると関節には一トンとも言われる大きな衝撃波が襲うことがあります。これは指で鉄板を突き破れるほどの力です。当然危険ですね。
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英語ではこのポキポキをクラッキングと言います。音がする理由としては以下のようなものだと言われています。
1.関節内のキャビテーション — 関節に物理的な力が加わったとき、内部では滑液の流れの中で真空に近い部位が出来る。そして小さな気泡が多数生じ、それらがはじけて大きな音が出る。この説明ではクラッキングはどの関節でも行うことが出来るといえる。例えば脊椎の徒手整復術(マニピュレーション)など。
2.靱帯の急速な伸張に伴うもの
3.関節内に出来た癒着の剥がれることによるもの
4.関節腔内の空気が弾けたり移動したりすることによるもの(気泡緩衝材をつぶすのと同じ原理)
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先ほど説明したのが1のものですね。可能性として一番高いのはこの1です。
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鳴らすのが癖になったな沢山鳴るようになった
首ポキポキをやっていると以前より首がポキポキ鳴るようになったなんて話はよく聞きます。それは身体の中でどのような感覚になっているのでしょうか?
骨というのは衝撃を受けた方向に曲がっていきます。よく骨を鳴らしていると、その骨が変形してしまうんだとか。骨のズレが大きくなると摩擦も多くなり、より空気が溜まりやすくなるので、ズレているひとほどポキポキ鳴りやすいそうです。鳴らしたすぐあとは、もう音が鳴らなくなりますよね。それは空気が抜けたためです。
出典:http://news.livedoor.com
なるほど~!!首ポキポキ鳴る理由はこんなことなんですね。一トンもの力がかかっているなんて簡単に首を鳴らすことは控える方が良いようです。
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首ポキポキのリスク
では首ポキポキのリスクを見ていきます。どのような危険が潜んでいるのでしょうか?
凝りを悪化させているだけ
首の凝りをほぐしているような感覚になる首ポキポキですが実際は凝りを溜めてしまっているのです。それは以下のような理由からです。
首に限らず、関節を鳴らすという行為は、コリがほぐれるのではなく靭帯がゆるんで傷つき、関節軟骨がすり減ってしまうリスクが高まるのです。 このため、首を支えることが出来にくくなり、慢性的な首肩こり・頭痛へと移行することになってしまいます。 また、骨棘(こつきょく)といって、骨に棘状の突起ができてしまい変形性関節症を併発しやすくなります。(首に起こった場合は、「変形性頚椎症」) ですから、絶対にやめましょう。
出典:http://www.straight-neck.com
出典:http://www.straight-neck.com
中には大事な神経などが・・・
首の中には大切な脊髄や神経などが通っています。それをポキポキと鳴らす行為は非常にその神経や脊髄などの傷をつける危険性があります。手足の麻痺に繋がったり、身体が思うように動かなくなるなどの症状になることも・・・
首ポキポキの衝撃によって起こること
首ポキポキの衝撃によって剥離している血管内の血栓になるものが脳に行く可能性もあります。それが脳の血管に詰まり脳梗塞を起こす危険性があるのです。首ポキポキは一トンもの衝撃波ですからその危険性は首に関しては非常に高いと言いきれます。
首ポキポキにはこのような危険があるのですね~!!非常に危険な症状や病気になるので首ポキポキはすぐにでも止めた方が良いです。
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首をポキポキ鳴らさないでも大丈夫その首こり解消法
温めて筋肉をほぐす
軽く濡らしたタオルを電子レンジに入れて1分ほど温めて下さい。とても良いホットタオルになります。これを首に当てて首の筋肉を温めましょう。このホットタオル非常にいろいろな箇所で使えるので是非試してみて下さい。やり終わると首周辺や肩などがスッと凝りがひいたようになり血行促進作用があってさらに効果が良くなります。
ストレッチをしよう
パソコンのディスプレイを集中して見ていたり、机上の書類をまとめたりするなど、毎日の仕事ではよくあることです。
しかし、これらの作業では、無意識に顔がうつむき加減になっていることが多々あり、頭を支えるために首の後ろ側の筋肉が疲労していく傾向がみられます。
その結果、首の付け根の痛みやこり感、首の後ろ側の張りを感じるようになります。そのような、首の後ろ側のこりを和らげ、慢性的なこりを起こさないようにしましょう。
1. 両手を首の後ろへ回し、両手の指先を立てます。
2. 左右の立てた指先は、首の付け根あたりの背骨を挟むように置きます。
3. 指先を置いた状態で、顔を天井方向へ向けます。(上を向く)この時、左右の指先を中央へ軽く圧すると、首の後ろを指圧されている感覚に近づきます。
4. 指の位置を首の背骨に沿って、ずらしていきましょう。
※注意:強く圧しすぎると首の筋肉や圧している指を痛めてしまうことがあります。首を動かして痛みやしびれが出たり、気分が悪くなる場合は中止しましょう。
出典:http://allabout.co.jp
出典:http://hatenanews.com
肩こりを感じる部分は、頭、首の後ろから肩にかけて、背中の上の方、首の付け根などなど、多くの人が同じ範囲に症状を訴えています。肩こりがつらい時は、つい手がいくと思います。
しかし、実際に硬く凝り固まっている筋肉は、手が届く部分だけではありません。症状としては感じにくい、肩甲骨周りについている筋肉も含まれるのです。ですから、肩こりの解消・予防は、肩甲骨を動かし、肩甲骨周りの筋肉の血流を改善させることがポイントです。
1. 右ひじを曲げ、右手を右肩につけます。
2. 右肩から右手が離れないように意識したまま、右ひじでできるだけ大きな円を描きます。すると自然と右肩が回っていますよね。それと同時に肩甲骨も動かすことが出来るため、肩甲骨周囲の筋肉への血行が改善されていきます。
3. 数回ヒジを回したら、左側も行ってみましょう。
※注意:肩の関節に問題があると、痛みが生じたり、手が肩に着かなかったりすることも考えられます。その場合は、無理をしないようにして下さい。
出典:http://allabout.co.jp
出典:http://blogs.yahoo.co.jp
リンパマッサージ
首のリンパの流れを良くすると凝りが解消されるものになります。やり方は次の2つです。
【やり方】
①耳の後ろ下方のくぼんでいる位置から始める。
②人さし指または中指で押しながら下にずらす。
③ゆっくり押したときに少し痛みがある場所をはずれないように真っ直ぐにおろす
④最後は首元までしっかりと。
【やり方】
①両手を揃え人さし指、中指、薬指の3指を鎖骨にあてる。
②鎖骨周りを軽めに細かく押しながら手を動かす。
③肩との境界部分まで押します。
出典:http://cocokara.asia
いかがでしょうか?このようなやり方をして首の凝りを取ってあげるようにしましょう。それが首ポキポキから解放される秘訣です。
首ポキポキとは?
出典:http://well.blogs.nytimes.com
さて、首ポキポキが如何に危険なものであるのか?もう一度整理しましょう。
・首ポキポキで衝撃は一トン
・何度もやっていると首の骨が変形する恐れも
・首の靭帯を痛めてかえって首が凝る結果に
・脳梗塞などの危険性も
このような危険性があります。首を効果的に温めるなどして首の凝りを取ってあげるのがいい方法です。危険がある癖なので意識して止めるようにしましょうね。
出典・引用:Healthil
ということで・・・
お疲れの時は、てしま旅館の天然温泉へどうぞ!!
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