平日限定の「山口懐石 FUYU」。
このプランは、一泊二食付き(税別)15000円!!
と言う価格帯で、冬の山口の美味しい!!をお口で旅をしていただくプランです。
全8品のこのコースは、
先付け・前菜・造り・蒸し物・鍋・ごはん・香の物・水菓子と続きます。
どれも手の込んだ一品ですが、ピックアップしてみます。
先ずはお造りです。
下関産のとらふぐの鉄刺(てっさ)。2日間熟成させた旨みが凝縮したとらふぐですが、鉄刺の名脇役は、同じく下関産のネギ。
「安岡ねぎ」です。ふぐさしに合うように幾度となく品種改良されたこのネギは、ピッん!と針のように立ち、細くやわらかく芳醇でくせのないねぎです。
このネギが無い日はふぐはお出ししません。なので、この時期は絶対切らすことができない名脇役です。
紅葉おろしと、自家製ポン酢。そして酢橘。序盤から、思わず微笑んでしまいます。笑
続いて蒸し物ですが、山口県は甘鯛がよく捕れますので、下関産の甘鯛を使用した蒸し物です。
三枚におろした甘鯛を、長門の天然塩(百姓庵の塩)で〆ます。
甘鯛は塩で〆るとぐっと旨みがまします。
道明寺を刻んだ銀杏と混ぜて、出し汁で戻します。そしてお寿司のようにして大葉でくるり。
そのまま蒸して、仕上げは「てしま旅館の百のだし」の餡をかけ、ワサビと柑橘で。
〆は、今や入手困難になりつつある、高森牛(ミコー食品)とセリのすき焼き。
山口では有名なおっきな安平麩は、半分に切って、出汁で一度炊き、すき焼きへ。
シャキシャキとしたセリを乗せて。
すき焼だしは、防府の天然醸造「桑田醤油」をベースにミネラル豊富な黒糖で作った秘伝のたれ。
これを、卵ではなく、
萩の橙酢で食べます。甘さと、さっぱりとした酢の味のハーモニーがたまらない一品です。
ここから先は、写真はありませんが、〆のご飯は・・・
「のどぐろ釜めし」
おいしくて、どなたも残されません。笑
3月10日まで平日限定1日2組様限定プランです。
是非おいでませ「てしま旅館へ」。
おいでませ「山口へ」。
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